マンホールトイレとは


マンホールトイレは敷地内のマンホールを利用して、その上にトイレの台座を設置することで、災害時にトイレとして使用できるようにするものです。

私たちの場合は団地の敷地内になりますが、通常の町内会では町内会館の近くなどにあるマンホールを利用することが多いと思います。

トイレには、水洗式と誘導式があります。誘導式というのは汚物を流さず溜めるので、定期的にその処分が必要になります。

水洗式は、使用するたびに水で流すので、臭いの問題も起こりにくく衛生面でも望ましいため、私たちは水洗式での導入を進めています。

ただ、災害時に使用するものなので、水洗式の場合は、流す水を常時確保しておくために雨水を貯めておくタンクが必要です。

また、当然のことながら、トイレですから台座を囲わなければなりません。これにはパネルのタイプとテントのタイプがあります。

テントならば1つ数万円で買うことができ、普段収納するためのスペースも小さくて済みます。一方パネルの場合は20万円前後かかるのと、高さが2メートル近く、間口は1メートル近く、奥行き1.5メートル程度は必要になるため、収納スペースもそれなりに必要です。

ただ、防犯も考えると、鍵もかかるパネルタイプを私たちは導入する予定です。